テレビボードをDIYしてみた!作り方の手順
こんにちは!てまひま不動産宣伝部宣伝スタッフです。
今回のてまひま手帖は、「夏休みにDIYしてみた!~テレビボード編~」です!
てまひま不動産の設計士スタッフが、夏休み中に自宅のテレビを置くテレビ台をDIYしたということを聞きつけ、早速お話を聞いてきました!
CONTENTS
テレビボードのDIYについて聞いてきました!
早速スタッフにテレビボードのDIYの背景について、聞いていきます!
DIYでのテレビボードの作り方
ここからは、設計士スタッフ自身が、実際に作った手順をもとにしたテレビ台のDIYの手順をステップで解説します。
1テレビボードのおおまかな設計・構想を考える
テレビボードの大きさを、自分の家の環境や、必要な機能に合わせて決めましょう。
ポイント | 欲しい機能、満たしたい仕様 |
---|---|
横幅 | テレビボード上に必ず置きたいきたいものとして、もちろん「テレビ」。また、「DVDレコーダー」「WiFiルーター」を置きたい。できれば、A5判の本を縦置きにしたい。また、花を飾って窮屈にならないくらいの余裕が欲しい。 |
テレビボードの高さ | ベッドに座った時に見やすい高さが良い。かつ、床に座っていても首が疲れない。 |
奥行 | お部屋のスペースを奪わないよう、必要最低限の奥行きにしたい。 |
2テレビボードの材質を決める
テレビボードに使う木材を検討します。
今回は「パイン(松)の集成材」を利用しました。「集成材」は、木材動詞を接着して加工したたものなのですが、ホームセンターでも取り扱いが多く、低価格で手に入るのでDIY向きの木材です!
また、家の床材がカバの無垢材フローリングなので、パインとの雰囲気の相性がよさそうなので、選びました。
3スケッチを描く
テレビボードを置きたい場所の寸法を測り、必要な寸法と合わせて、感覚値でも大体の大きさを決めていきます。
- まず、スケッチしてみる。
- 一通りの作り方を頭の中でイメージする
- 必要な部材のカット寸法を決めていく
- 制作する際の、簡単な図面を描く。
今回は、サブロク板(3尺×6尺=約910mm × 1820mm)を購入し、カットをホームセンターで行ってもらったので、事前にカット寸法を抑えてから、購入に行ってきました。
多くのホームセンターではカットサービスがあるので、ぜひ利用してくださいね。(のこぎりでの力仕事は慣れていない人はけっこう大変です!)
4資材の調達:ホームセンターへGO!
テレビボードの材料を買い揃えるため、近所のホームセンターへ。
※必要なものは木材以外にも発生しますので、一度この記事を最後までお読みくださいね。
4テレビボードを組み立てる
さて、ホームセンターで資材の調達が終わったら、いよいよ組みたてていきます!
まずはカットした部材から、完成したイメージをつけていきます。
今回は、二つの天板となる板に脚を付けるタイプの、シンプルなテレビボードを作ります。ですが「ビスを見えないようにこだわりたい!」と思い、ダボ穴で接続する作戦で進めました。
脚の木口側と、天板側に同ピッチでダボ穴を開け、そこにダボをはめ込んで双方を接合します。
一見、簡単に見えますがこれが実はとてつもなく難しい・・。なぜなら接合箇所に2か所の穴を開けていくため、本当にちょっとでも穴がずれると、はまらない・・。途中でそのことに気がつききショックでした(笑)
そこで、開ける位置を一致させため、添え木+治具を使う作戦に出ました。
※治具=部品や工具の作業位置を指示するために用いる器具。そうすることで、やっとすべての穴がはまりました。それでも若干ずれて、無理やりはめ込んだところはあります。(笑)
ダボを使った固定をご検討の方は、ご注意くださいね。
5T字のアングルで接続部を固定する
ダボははまりましたが、この状態だと横方向に押すとぐらぐら動いてしまうため、T字のアングルを取り付けて固定していきます。
6サンダーでヤスリがけ、そして、塗装。
あとは、塗装です。事前にサンダーで表面は滑らかにしておいて、今回は水性のウレタンクリア塗装を塗布しました。
3回くらい重ねて塗っています。(その都度サンダーもかけます)
7テレビボードの完成!
これで完成です!
- 制作期間:1日半
- 費用 :約6,000円(材料費)
こちらが今回DIYした、幅1200mm、奥行320mm、高さ400mmのテレビボードです!(実際には多少のズレがありましたが。笑)
ちゃんとA5サイズの本も縦置き出来ています。
テレビボード下に掃除機も入ります!
ちなみに、幅が1200mmと長くたわむのが心配だったので、もともと念のため中央にもはめられるよう予備部材をカットしていました。
実際にテレビを置いたとき、やはり中央に力がかかっていたので、今では真ん中にカットした部材もはめています。(置いているだけです!)
DIYを終えて
最初の設計図通りには進まないことがほどんどだと思うので、柔軟な対応も必要だと思いました。実は、最初の材料を購入してからホームセンターに2、3回追加部材を購入しに行っているのと、ダボ穴のピッチが合わなく進まなくなってから丸一日対応を考えました。笑
根気のある作業でしたが、完成したときはとても嬉しかったです!実際に自分で制作することで、作る側(職人さん)への理解も深まりました!
設計しているだけでは見えてこない、色んな部分を学ぶことができました。
テレビボードはDIYできる!
テレビボードって、インターネットで探していても、実はそれほど多くの商品の選択肢があるわけではないですよね。DIY家具としては、テレビボードはトライしてみたい候補の一つとなりそうです。
てまひま不動産の設計士スタッフのこだわりのテレビボードのDIYは結構たいへんだったようですが・・、よりシンプルなものであれば、気軽にDIYすることができるかもしれませんね!
みなさんも是非こちらの記事を参考に、自分だけのテレビ台をDIYしてみてくださいね♪