洋室にも合う!風通しの良い現代風「欄間」とは?
こんにちは、宣伝部のウエマツです。風通しのいい家をつくるためにてまひま不動産のリノベーションで取り入れている「通風欄間」をご紹介します!
欄間(らんま)とは
欄間(らんま)とは、天井と鴨居との間に設けられる、障子や格子・彫刻でできた日本の伝統的な建具です。採光・通気の機能をもつほか、内装の装飾としても使われます。
現代では、通風のために洋室でも部屋と部屋の間に設ける通風用の建具として採用されています。てまひま不動産では、現代的なデザインの通風欄間風の小窓を取り入れています。
欄間のメリット
1視線が気にならない
室内窓だとガラスを通して向こうの部屋の中が見えるため、視線が気になる方もいます。天井近くにある欄間は向こう側を見通しにくいため、プライバシーを守りやすいというメリットがあります。
湿気がこもるのは避けたいけれどドアを開けっぱなしにすると着替えがしにくい洗面室であったり、一人で集中したいときに使う書斎などにも欄間がおすすめです。
2家具と干渉しにくい
本棚や衣装ラックなど、高さのある家具だと室内窓に干渉してせっかく窓を設けたのに開けられなくなる、また、窓が邪魔になって置きたい家具が置けないといったことが起きてしまう場合があります。
天井近くに欄間を設けることで背の高い家具との干渉を避けることができます。
3お部屋や空間が明るくなる
間取りの関係で、窓のないサービスルーム(納戸)や収納などのスペースができてしまった時、欄間や室内窓をもうけることでリビングや他の洋室から明かりをとることができます。
たとえば、洋室の廊下側の壁に欄間を設けることで、光の入りにくい玄関に光が入るようになり電気のしようが減るなどの効果も期待できます。
おしゃれな欄間を取り入れたリノベーション例
【事例1】シンプルなスライド式の欄間
下の引き戸は閉めていても、上の欄間で空気を通すことができます。熱い空気は上にたまりやすいので、その空気を効率的に外に逃がせるのもポイント。
【事例2】上下に回転する欄間
少しだけ開ければ中が見えにくく、曇りガラスなのでプライバシー保護をしつつ風を通せます。この欄間はロフトの上に設置されているので、ロフトに登れば開け閉めも簡単にできます。
【事例3】エアコンに合わせて高さを調整した欄間
こちらの物件では、エアコンを設置できないお部屋にダイニングのエアコンの風が届くように高さを調整しながら欄間を設置しています。欄間の柄はアカシアの床材に合わせた深い色味の木枠をチョイス。
欄間を上手に取り入れて、デザインと風通しの良さを両立したお部屋に
欄間風の小窓のデザインにこだわることで、部屋のちょっとしたアクセントにも。てまひま不動産では欄間や室内窓の採用例が多くありますので、お気軽にご相談ください。