風通しの良いクローゼットをリノベーションでつくろう!
クローゼットを締め切ったまま放置していたら大事な布団やお洋服がカビてた…なんて経験はありませんか?風通しのいい住まいを研究するてまひま不動産のリノベーションでは、空気が通る工夫をクローゼットにも施しています。
いったいどんなクローゼットなのか?その秘密を大公開しちゃいます!
そもそも「ウインドスルークローゼット」って?
「ウォークスルークローゼット」は聞いたことあるけど、「ウインドスルークローゼット」って初めて聞く言葉。そんな方も多いですよね。それもそのはず、このウインドスルークローゼットはてまひま不動産を運営する株式会社リブランが提唱した《風が通る》クローゼットです。
マンションによくあるクローゼットは各居室の壁の一角に折り戸がついたものが多いです。
ウインドスルークローゼットは、「風が通るクローゼット」。洋室と洋室の間を通り抜けられるようにつながったクローゼットです。ただ人が通り抜けられるだけでなく、外から窓を通って入ってきた風が壁などにぶつからずスーッと吹き抜けていきます。
リノベーションでウインドスルークローゼットにするメリットって?
ウインドスルークローゼットがどんなものはわかったけれど、これって何がいいの?ウインドスルークローゼットのメリットを3つ紹介します!
1新鮮な空気を取り込んで、カビなどの湿気対策に
空気がスムーズに入れ替わるためには、空気の入口と出口、2つの開口部が必要です。よくあるクローゼットは必要な時に一箇所だけドアを開く形なので、空気の入れ替えが少なく非効率なのです。
ウインドスルークローゼットは、玄関側の窓から入った空気が洋室からクローゼット、洋室、リビングをぬけてバルコニーへと空気が抜けていきます。
マンションでは窓の位置を変えられませんが、内装をリノベーションする時にウインドスルークローゼットを設置して風の通り道をつくることで換気しやすい部屋に変えることができます。
クローゼットの棚板にも工夫が!棚板にはすのこ板を使っています。お布団などの湿気の溜まりやすい布製品を置いても、下に空気が抜けているので板の上に湿気が溜まりにくくなっています。湿気対策にも有用ですね。
2通り抜けできる効率的な導線
もちろん、風だけでなく人も通り抜けられるので便利な動線に!
2つの洋室のどちらからも出入りできるので、収納までの距離が近くなります。例えば、玄関側を夫婦の寝室、リビング側を子ども部屋にして、真ん中のクローゼットを家族全員の衣服をしまうファミリークローゼットとして使うのもいいですね。
3大型収納で一箇所にまとめられる
ウォークインクローゼットのように、大型収納もできます。衣服だけでなくカバンや靴、家電製品(掃除機やアイロンなど)、お布団などの季節ものなどたっぷり収納できるのは嬉しいですね!
風速計で風の流れを見てみよう!
「ウインドスルークローゼットのメリットはわかったけれど、本当に風が通るようになるの?」と疑問に思う方もいらっしゃいますよね。そこで、ウインドスルークローゼットを作ったリノベーション物件で、風速計を使って測ってみました!
まずは扉を閉め切った状態で測ってみます!
クローゼットの扉を閉め切った状態だと風速0m、空気が止まっています。おうちのタンスや収納など、同じように扉を閉め切った状態が長く続くと湿気やカビの胞子を含んだ空気が溜まってしまいます。
次は扉を開けて風速を測ってみましょう〜!
ウインドスルークローゼットの扉を両方とも開けると、秒速0.2m〜0.3mで風が流れるようになりました!お線香の煙がたなびく程度の風速で体感では風を感じませんが、ゆっくりと空気が循環していることが数値からもわかります。
今の家が空気が篭りやすいな、風通しが悪いなと思っていても、リノベーションで間取りを変更することで解決できるかもしれません。湿気対策をきちんとすれば健康的な暮らしに一歩近づきます。
クローゼットもリノベして、風通しの良い家に住もう!
大事な衣服や荷物にも新鮮な空気を取り入れて、清々しい気分で暮らせるお家に住みませんか?てまひま不動産では風通しの良い家をつくることができます。風通しを良くしやすい窓の配置や間取りについても物件探しの時からアドバイス。物件購入前に設計士が同行してリノベ向きの物件を一緒に探せるサービスもありますので安心してください。
ぜひお気軽に無料のセミナーにご参加ください!