リノベーションでアイランドキッチンをつくる際の注意点
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アイランドキッチンとは
キッチンが壁に接してなく、ぐるっと360度周りをまわれて、部屋の上から見ると島のように独立して見えるので”アイランド”と言われてます。中古マンションの間取りでもあまり見ないので、リノベーションならではのキッチンと言えます。
アイランドキッチンの注意点〜メリット・デメリットから考える
メリット
1・360度の爽快な解放感
文字の通り陸の孤島が最大の特徴。360度壁に接していませんのでLDK全体が開放的になります。料理をしているときも閉塞感がなく開放的な空間で作業できます。
注意!:LDKが壁のない大空間になりがちで空調設備の強化と、電気代などエネルギー効率が落ちることがあります。
2・キッチンをグルッと回れる回遊動線。家事もしやすく!
キッチンには360度どこからもアクセスでき、家族も効率よく動けます。また、洗濯スペースやバックヤードなどに隣接すれば動線も良くなり、家事が捗ります。
注意!:お子さんが小さく、キッチンに侵入させたくない時は市販の侵入ガード扉などが使えない場合がありますので注意が必要です。
3・コミュニケーション取りやすい
アイランドキッチンはキッチンに立つと自然とLDにいる方が視線に入るので、作業しながら家族とコミュニケーションを取りやすいです。家族もパッと家事に参加しやすいのもメリットです。
注意!:TVやステレオ、室内の音が入り混じるので、声が大きくなるかもしれません。音の大きさにも注意しましょう。
4・料理をみんなで楽しめる
キッチンをぐるっと囲って使用できるため、複数の人数で料理することが可能です。ホームパーティーでを料理事態を楽しむ。できたものをその場でワイワイ食べる。子どもに料理に参加させるなど楽しみ方はたくさんあります。
注意!:あまり大人数となるとお子様に目が行かなくなるかもしれません。適度な人数でたのしましょう。
デメリット
1・キッチンが丸見え
壁等で囲わないので、キッチンが丸見えになります。常にきれいな状態に保つ必要があり、物が溢れないように収納スペースも設計時から考えておく必要があります。
→常に綺麗に保つモチベーションを与えてくれると前向きに捉えられる方には向いていると思います。
2・においがまわる
壁で区切ってないので料理の際のにおいや煙が部屋中に回ってしまいます。油はねや水はねなどにも注意が必要です。換気扇や、油はね・水はね防止のガラス板などの設置も設計士に相談しながら進めましょう。
→てまひま不動産の風通しを考えた間取りでリノベーションがおすすめです。
参考にしたいアイランドキッチンの事例
1シンクだけをアイランドにして火は壁側に
[キッチンのタイプ:アイランドキッチン]
濃いブルーのカウンターがシンクと調理スペースで、背面にコンロが設置されていて動線的にも使い勝手が良さそうです。ます。カウンターの隣にダイニングテーブルを置いて、家族みんなで料理を楽しみながらいただく光景が浮かびます。ブルーが部屋のアクセントとなっている事例です。
ダイニングテーブルスペースの天井にはライティングレールが設置されていて、スポットライトなどが使用可能です。
2ガラス板で油はねを防止
[キッチンのタイプ:アイランドキッチン]
こちらのリノベーション事例は、シンクとコンロが一体型のアイランドキッチンです。部屋のほぼ中心に配置しました。
IHコンロの前にはガラスで油はねを抑える工夫がされ、換気扇もホワイトで統一して清潔感溢れます。リビングスペースの奥の壁に通風用の小窓が見えますね。
窓からの光が明るいキッチン。
3家族みんなを見守る見晴らしの良いキッチン
[キッチンのタイプ:アイランドキッチン]
同じく、一体型のタイプです。写真左手にダイニングスペースがあり、調理しながら食事を楽しめそうです。右手に廊下があり、水回りにつながっているので、洗濯などの導線も良さそうです。
換気扇の排気ダクトをあえて露出することでインテリアの一部としています。
4自然とお手伝いが始まるテーブル一体型キッチン
[キッチンのタイプ:アイランドキッチン]
こちらは、キッチンから続くテーブルを作っています。天井のルーバー、大きな壁面収納と色や素材を合わせ、シンプルなデザインで仕上げています。
キッチンからリビングへの見通しが良くなるよう、部屋に対して斜めに配置してあり、キッチン・ダイニング・リビング全てのコミュニケーションが良さそうです。
キッチンの周囲はモルタルで仕上げました。
アイランドキッチンの相場
リノベーションでのアイランドキッチンの相場は、150~250万円程度です。メーカーのシステムキッチンを選びオプションなどを加え、工事費用も見る必要があります。
また、キッチンの天板や、コンロ、レンジフード、水洗などによっても費用が変わります。
アイランドキッチンは360度から見られるため化粧材などの使用量が多くなる。においや油はね、水はね対策が必要など、他のタイプのキッチンより高くなる傾向があります。
あくまでも目安です。対象物件によっては相場以上の工事費用が掛かるケースもあります。設計士に相談しながら、自分に合ったキッチンを作りたいですね。
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