Renovation Cases

リノベーション事例

光射すインナーテラスのリノベーション事例

光が降り注ぐインナーテラス
拡大
インナーテラスの障子は、もとからあったものを再利用。リビングと同じ藍色を塗装して紙だけを張り替えた。ハンガーパイプには市販品ではなく栂(つが)の材を使用。雨の日は物干し竿として大活躍。
子ども部屋(左)は、天井の折り返し部分だけ断熱を施して躯体表しに。無垢材と珪藻土クロスでシンプルに仕上げた。寝室に造作した本棚は、識彰さんお気に入りの漫画コーナー。
構造上断熱ができないため、結露しそうな玄関はタイル張りに。床は水回りとインナーテラス を除いたすべてが杉の無垢材。水回りだけ抗菌作用のあるリノリウムを使用。
木製の内窓は、断熱性を高めると同時に見た目の優しさもアップ。ダイニングの照明はテーブルの位置に合わせた設計に。
リビングの壁は環境対応型水性塗料を使用。壁の下地である石膏ボードがもつ調湿性を妨げないそう。廉価なイグサの畳は農薬が心配なため、和紙を植物性の染色で染めた和紙畳をリビングの一部に使用。
間取り
2LDK
施工面積
66.41m2
築年数
33年
エリア
東京都
間取り
2LDK
施工面積
66.41m2
築年数
33年
エリア
東京都

こちらのリノベーション事例は光が優しく差し込む落ち着いた空間づくりがポイント。インナーテラスや窓からたくさんの光が入ってくる、明るく開放的な住まいです。

リノベーションでインナーテラスを追加

使い勝手の良いインナーテラス

もともとのリビング空間はシンプルなダイニングに、隣の和室部分をリビングにして、インナーテラスを併設するリノベーション。

もともと小さめだったバルコニーを拡張したインナーテラスは、洗濯物を干せるサンルーム、兼、旦那様の書斎として活用しています。

広い障子窓からの光が明るいインナーテラス

内装が調和した落ち着いたリノベーション

インナーテラスの窓に取り付けた障子は、元の和室の記憶を残したもの。リビングの壁・天井は構造躯体の風合いを残すなど、既存部分との調和を乱さない落ち着いたリノベーションとなっています。

リビングにもほっと落ち着ける工夫を

大きなリビング/ダイニングは家族が集うことはもちろん、集まりつつ別々のことをしていても気にならないよう、ダイニングテーブル・ソファー・書斎とそれぞれに「たまり」を設けています。

「たまり」とは、軽く寄りかかれるような壁や、少しだけこもれるような部屋の隅っこ、軽く腰掛ける段差など、「ゆっくりと落ち着いて過ごせるちょっとした小空間」のこと。

だだっ広い空間にぽつんといるとなんだか落ち着かない気分になりますよね。空間を梁や色味、テクスチャー(素材感)などでゆるやかに区切ることで落ち着く「たまり」をつくるようにリノベーションしました。

リビング、ダイニング、キッチンと、緩やかにスペース同士が区切られ、ゆったりとしつつも落ち着きある空間に。

メリハリのある空間づくりで開放感を演出

リビング・ダイニングといったパブリックな空間に生活感が出過ぎないよう、クロゼットや本棚は主寝室に設置。

天井高の低い廊下は水廻り側の壁面のトーンを落としました。各部屋に入った時に、天井が高く明るくなることで、よりいっそうの開放感が得られることを期待しています。

子供室は将来、2部屋に分けられるよう、扉を引き分け(左右どちらからも開けられる扉)にしています。

ウォークインクロゼットは廊下から使えるプランにして、家族全員が使える共用のスペースにリノベーション。

お客様のリノベーションストーリー

リノベーションしたインナーテラスが気に入っているご家族に、直接お話を伺いました。こちらの記事もぜひご一読くださいませ。

家族とともに呼吸する健やかな家
お客様インタビュー
2017-05-10