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今回はちょっといつもと志向を変えて、我が家のDIYをご紹介しましょう。こちらが吊戸棚をつける前の様子。オープンなカウンターキッチンです。既成の吊戸棚を購入し、工務店などに依頼するのが通常でしょうか。「え!?自分でつけられるの??」と思いますよね?DIYで吊戸棚を作るポイントは2つ!「どこに吊るか」と「どう作るか」です。
築浅のマンションは、「軽量鉄骨」(LGS)と呼ばれる鉄の細い板で下地を作り、そこに「石膏ボード」を貼り付け、その上にクロスを貼って仕上げてあります。写真の天井に見える銀色のものがLGSです。早速ポイントの1つ目、「どこに吊るか」です。この下地のLGSに直接ビスを打ち込み、固定することがマストです。
まず、強力マグネット(写真のものは耐荷重10㎏)を壁や天井につけてみてください。くっつくところが見つかります。そこにLGSが入っています。木造戸建ての場合や、築年数の経ったマンションの場合は、下地に木が使われています。その場合は、マグネットはつかないので、下地センサーを使いましょう。
次に正確な下地の位置を確認します。写真のような専用の道具がホームセンターで数百円で売っていますよ。細い針を刺していきます。下地がある場所では、写真のように途中で針が止まります。
下地がないところでは、写真のように最後までブスッと刺さります。少しづつずらしながら針を刺し、下地のエッジを探します。見つかったら天井に矢印や線をつけておきましょう。
吊戸棚の本体はこのように作りました。ポイントは3つです。1.下地に留められるように、サイズを決めましょう。ピンクに着色されているところが天井に留める位置です。2.脇板と背板は、横からビス止めしましょう。荷重がかかるので、上から留めると、底板からごそっと抜けてしまうかもしれませんから。3.棚板は最初からビスで留めてしまわず、棚受けをつけて天井に設置後に乗せるようにしましょう。棚板があると天井に留める作業が難しくなります。
インパクトドライバーを使えば、力のない女性でも組み立てられます。用いるビスの長さは板厚×3倍が基本です。ここでは15mmの板を使っているので、45mmの木ネジを使用しています。そして、天井に留めるドリルビスの下穴を開けておきましょう。
いよいよ天井に固定します。ここではLGSに打ち込むので「ドリルビス」というビスを使いました。先っぽがドリルのような形になっています。ホームセンターには揃っていますよ。本体は重いので、マンションの友人にお願いして手伝ってもらいました。「ご近所さんのいる暮らし」っていいですね。
じゃーん!完成です。既製品よりも高さを低くしたので、キッチンに立った時の圧迫感はそれほどありません。壁にかけてある時計もちゃんと見えます。手元照明を取り付けるにあたり、棚に穴を開け、照明のコードを棚の中に通してあります。なお、レンジフード側には、不燃ボードを貼ってあります。こちらもホームセンターで購入できます。
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こちらは、「てまひま暮らし人」インタビューシリーズです。
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