出会いって不思議、と思う今日この頃
一生の間にどんな人と出会えるかで、「人生」は、決まるんじゃないですか。
と高倉健さんも言いました。
何か新しいことを始めると、必ず新しい出会いがあり、また、出会いがきっかけとなり、新しい何かが始まる。
リブラン入社以来、私にもいろいろな出会いがあり、始まりがありました。
そんなことをブログに書いてみることにしました。(総務部 太田)
出会いって不思議、と思う今日この頃
リブラン本社の向かいに珈琲豆を自家焙煎して挽き売りする「ふろんてぃあ」というお店がある。珈琲の香りが漂う店の前を通りかかると赤ちゃん連れのママさんが二人、なにやら佐藤マスターと話している。私は、手に入れたばかりの「許可外保育園一時保育マップ」を持ち店に入った。
このマップは、急に保育が必要となったときの頼りになる保育園情報が掲載されているもので、ママさんたちの味方だ。製作したのは、NPO法人いたばしCBプラットホーム。
https://itabashi-cb-platform.localinfo.jp/
代表の矢野由加さんは、NPO法人緑のカーテン応援団の仲間としても長年ご一緒させていただいている方で、メンバー全員からの信頼は抜群である。
矢野さんからNPO法人を設立したいというお話があったのは2年ほど前。賛同者の皆さんと一緒に、ついに立ち上げたと聞き、とても嬉しかった。さっそく助成金(西武街づくり活動助成金)を活用し、このマップを製作されたのだが、その際、相談を受けた弊社社長鈴木も心から喜び、リブランもささやかながら応援させていただいたという経緯もある。
一時保育マップを手に店に入ると、佐藤マスターが「太田さぁ~ん、いいところに!」といつもの調子だ。聞けば、ママさんたちはワークショップを開催するための場所を探しているとのこと。ふろんてぃあも、ちょうど店内の一部をワークショップのために開放することを試験的に始めていて好評だった。「でも、赤ちゃん連れとなると難しい」と佐藤マスターはちょっと頭を抱えていた。
ふろんてぃあ佐藤マスターとの出会い
佐藤マスターは、元々珈琲豆の卸会社の営業マンだった。長年ふろんてぃあを経営していた先代のマスターから2年ほど前に店を引き継いだ。
こちらのリンクは「いたばしTIMESさん」掲載のふろんてぃあさんの記事です。
ある日「太田さぁ~ん、僕はボランティアをしたいけど何から始めたら良いのか…。リブランさんは昔からいろいろなことをやっているけど、僕には何ができるかと考えているんです~」と声をかけられた。マスターは人懐っこく、お客様からとても愛されている。マスターに会いに来るという常連客も多く、店は町の貴重なコミュニティーの一つともなっている。
佐藤マスターの人柄に接し、その想いに応えたくなった私は、この人と何かやりたい、きっと何かできると思い「ふろんてぃあ思いやりプロジェクト」を二人で立ち上げることにした。プロジェクトの内容は、いずれご紹介させていただきたい。
ママさんたちは、一時保育マップをとても喜んで受け取ってくれたので写真撮影の許可を頂き、喜びのおすそ分けとしてメッセンジャーで矢野さんにお送りした。
ワークショップを実現したい人、応援したい人
私は、ママさんたちとの出会いを大切にしたかった。それは、ワークショップをやりたい一心でベビーカーを押しながら町を歩き、ここに行き着いたからだ。これもご縁。なんとか夢を実現してほしい。佐藤マスターもきっとそう思ったに違いない。
ふろんてぃあに行き着いたのには、わけがあった。妊婦さんにも施術しているというところから、ママさんたちは大山遊座商店街にあるナチュラル整骨院に飛び込んだ。代表の八尋渕さんから「それなら、ふろんてぃあさんに行ってみたら良いかもしれない」と紹介されたのだ。八尋渕社長は、社会貢献活動にも意欲的な好青年。佐藤マスターの友人で、私もふろんてぃあで出会った仲間だ。自身の活動をもとにNPO法人を設立したいという思いがあり、近い将来実現するだろう。
持っていたチラシを見せていただくと、ママさんたちのワークショップは、手作りする赤ちゃん用の歯固めだった。自由に部品を組み合わせて作れるため、自分のオリジナル作品が楽しめる。講師としての資格も取得されていて、だれでも安心して参加できそうだ。
実際にベビーカーにつけていた歯固めを見せていただいたが、かわいいアクセサリーのようだった。木製でなんとなく親和性も感じた私は、日ごろからワークショップの企画開催もしている、てまひま不動産練馬店を会場にできないだろうかと思った。
てまひま不動産練馬店は、リノベーション事業を中心とした弊社の路面店で、最寄りの駅は練馬駅です。
https://www.livlan.com/temahima/
こちらのホームページをぜひご覧ください。
さっそく練馬店の樋口副店長に相談したところ「どうぞ使ってください」という嬉しい返事が返ってきた。
私はママさんたちに「一度みんなで樋口副店長に会いに行きましょう。練馬店も見学していただき、会場としてふさわしいか確かめてください。」とお伝えし、その日はお別れした。
数日後、練馬店でママさんたちと待ち合わせた。「自然素材に囲まれて、子どもが安心して這い這い出来て、ベビーカーも置けて、和室もあって」と大変喜んでくれたので、ほっとした。
「授乳が必要な時は、奥の部屋も使ってください。ワークショップ中でも、私共は通常業務を行っておりますが、この場所を提供することは本業でもないので、気楽に楽しんでお過ごしください」と樋口副店長。その言葉に俄然やる気の出たママさんたちの姿を見て、嬉しくなった。赤ちゃんたちは、元気いっぱいだった。
歯固めワークショップ
年が明け、ママさんたちのワークショップ開催が実現した。
子育て中のママさんたちにとって、こういう時間はとても大切だと言う。歯固めを作る楽しさだけでなく、おしゃべりしたり、子どもと一緒に参加出来たりすることが、このワークショップのねらいでもあった。
参加された方々の笑顔が嬉しかった。
「音楽の力で、人が人を応援するまちづくり~空飛ぶ音楽祭2016」所沢フェス
数年前、所沢市民に向けた「みんなのアイデアコンテスト」があるけど応募してみたら、と知人からメッセンジャーが送られてきた。テーマは「音楽によるまちづくり」。
次回は、この出会いについて書きたいと思います。
今回は、最近の出会いについて書きました。拙い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(総務部 太田)