リブランで働くママインタビュー 建築事業部 太田久美子
私の仕事
どのような業務をおこなっていますか?
現在の所属部署は建築事業部です。総務部に所属していたこともあります。建築事業部は以前、事業企画部と建築技術部に分かれていましたが統合され現在は一つになっています。
業務内容は、新築分譲マンションや新築戸建て住宅(エコヴィレッジシリーズ)の企画や24時間楽器演奏が可能な防音の賃貸マンションミュージションの企画、既存マンションの定期点検、アフターサービス等々です。部の社員は一級建築士、二級建築士など技術職がほとんどです。私は、お客様とのやり取りや経理の事務処理など事務関係を主に担っております。
部の執務フロアーが2階のため、時々2階の総務と言われることがあり、時に総務の仕事との連携を図ったりしています。現在本社では2階に多くの部署が集まっていますので、自分の部署のことだけではなく、他部署の人たちにも気持ち良く仕事をしていただけるように気配りするよう心がけています。自分の仕事が立て込んだりして、なかなかお役にたてない時は、なんとなく気持ちがそわそわします。
業務上で私が大切にしていることは、人の役に立つことです。それは、お客様であっても、社員であっても同様です。アフターサービスの窓口業務として、お客様からの電話対応もおこなっています。言葉遣いやちょっとしたニュアンスで、お客様が気持ち良く要件を済まされるか否かが決まることも多く、細心の注意を払いながら電話対応をしています。
部の社員は業務の性質上、現場に外出することが多く、留守を守ることも大事な業務だと心得ています。技術職の中に一人事務職がいるということを思っていただけると、なんとなくイメージして頂けるのではないかと思います。
仕事と家庭を両立する上で、工夫していることをは?
私には息子と娘がおります。しかし、二人とも大人になり、現在は夫と二人で生活しています。 子育ての時期は、やはり子供中心の生活をしていました。もちろん楽しかったことが多いのですが、子供たちが多感な時期には、よくありがちですが精神的に辛くなることもありました。
幸い主人も子どもたちが大好きで協力的でしたので、一緒に乗り越えることができました。子どもたちはあまり体が丈夫ではなかったので、後で思えば余計な手をかけてしまっていたりと、過保護、心配のし過ぎという時期もありました。
100点満点の親を目指していたわけではありませんが、ただただ元気で育ってほしいと、夢中だったと思います。
子どもたちが幼い頃は、親として出来る範囲で、なるべくいろいろな経験をさせてあげることが大事だと思っていました。子どもだけで考え体験すること、また、親とともに考え体験すること、どちらも大切だと思います。成長すれば黙っていても自ら進んでいきますが、その時、少しでも経験が役に立ってくれたらと思います。良いことも悪いことも、経験から学んだことが役に立っていくと思います。
できるだけ自由に、やりたいことを見つけて、その道に進むよう助言してきました。今は息子も娘も自分のやりたいこと、夢に向かって進んでいるので、良かったと思っています。やりたかったことでもそこに「楽しさ」を見つけられるように、「好き」が楽しく「仕事」にできることを願っています。
夫も同じ職場に勤務しています。わが家の家事の分担はなんとなく自然に決まっています。お互いの得意分野で自然に分かれているように思いますが、二人の生活であれば、仕事と家庭を両立することに対して、それほど力まなくても大丈夫なようです。そんな状況ですから、仕事と家庭を両立する工夫については、あまり参考になることはないですね(笑) 夫婦二人で、気張らずに過ごしています。
幼いお子さんを育てながら、まさに子育て真最中の若い社員の人たちを見ると、とても頑張っているなあと思います。私も無我夢中ではありましたが、働きながらの子育ては大変ですよね。ただ、リブランは、そういった社員に対して配慮してもらえる会社だと思いますので、育児と仕事を両立したい人は、頑張れるのではないかと思います。
私は実家で母が倒れた時に、看病などのために一度退職を申し出たことがあります。その時に、来られるときに来て働いたら良いと言っていただき、パート社員として出勤し母を看たいという希望を叶えてくれました。その後、母を亡くし一周忌が過ぎたころ「そろそろ元気取り戻せたかな?」と希望を聞いてくださって正社員に戻していただいたんです。 働く者の意思を尊重してくれるこの会社にとても感謝しています。
自分の仕事、家庭についての価値観を教えてください
誰かの役に立っていると感じることが、自分の中では安心感を得られるように思います。
子育て中は、子どもたちのためだったり、親が倒れた時は親のために、もちろんいつも一緒にいる主人が喜んでくれたりと、そういうことが周りにあると、気持ちが落ち着くというか、安心していられる気がします。仕事、職場においても同じように思っています。
現在リブランは「応援」と「挑戦」というテーマで中期ヴィジョンを策定しているところです。「応援すること」は、自己満足かもしれませんが気持ちが良く、「挑戦すること」は、自分の成長のためには必要なことかと思います。
私は、いつも笑顔で、元気よく挨拶することを心がけています。それが失われることがあった時は、本来の私ではないように思います。主人を見ていると良い意味で仕事と家庭を無理に区別していない気がします。私も自然体でいることが、ちょうど良いバランスなのではないかと思います。
プライベートについて
休みの日の過ごし方を教えてください。
お正月、箱根駅伝の応援に現地に行くことから始まり、春はセンバツ高校野球、夏の甲子園にも行きます。昨年は今や大流行りのラグビーも観に行きました。主人が以前からラグビーファンだったことは知っていましが、私があまり関心を持たなかったので、秩父宮でじっくり観ることなどありませんでした。間近で観ましたが、迫力があって面白いですね。ノーサイドでお互いが健闘を称えあう姿も素敵でした。
私は野球(Lions)のファンなので、球場観戦に良く行きます。大きな声を出して応援するタイプです。特にメットライフドームでは7回のバルーン、これがすごく好きで、仕事終わりに7回から試合の応援に行くこともありました。
以前、ママさんバドミントンやマラソンをしていましたが、プレー中に前十字靭帯を切ってしまって以来、自分がやるより観戦することが増えました。寒い地方の出身で、スキーは良くやっていました。テニスやゴルフもやりましたが、子育てと同時に自然にやらなくなりました。息子は剣道、娘は体操や水泳で、一緒に競技をする機会はあまりありませんでした。でも、一人で頑張っている子どもの姿を見るのは感動的で、私の応援好きも、甲子園好きも、Lions好きもそこから来ているのかもしれません(笑)
最近は、NPO活動が好きな主人と一緒に、スポーツ能力測定会などボランティア活動をして休日を過ごしたり、スポーツ観戦にもよく出かけます。 半面、自宅で囲碁対決も良くします。頭の体操ですね(笑)
今後の目標
これから仕事・プライベートでやっていきたいことは?
人生ももう折り返し地点は過ぎているので、新しいことを始めようとするには、かなりのエネルギーが必要だと感じています。しかし、社会で働くということ、組織の中に席を置くということは、それなりに責任もあり、日々前進、進化したいと思います。
新しい自分発見のため、人と接すること、長く続けられることとして、ミュージションが主催している『みんなの合唱団』に挑戦することにしました。皆で一生懸命練習をおこない、本番で披露しました。ステージに立つ達成感は心地よいものでした。
仕事では、お客様とのコミュニケーションをもっと取りたいと思います。何かお困りごとないですか、お配りした取扱説明書やメンテナンスブックなど見てくださっていますかと、小さなことでも連絡をいただけるように、こちらからコンタクトを取るべく季節のご挨拶を作成配布したりしています。それがきっかけとなり、ご連絡くださるご入居者様がいらっしゃいます。業者さんとの橋渡しや、お悩み解決につながるヒントをお話しでき、良かった、ありがとうとおっしゃっていただけることがとても嬉しくて、やりがいを感じています。引き続きそのスタンスは持ち続けたいと思います。
自分の信念というものは、そう簡単には代えられないのですね。挨拶が大事、笑顔が大切、友人と信用。そんな根本的な親から教わってきた信念みたいなものを基礎として、仕事にも取り組んでいきたいです。自分の子どもたちに見せてきた、遊ぶ時は思いっきり遊ぶ、まじめに取り組むべき時は、まじめに取り組む。そんな本当にごく当たり前のことをこれからも守っていきたいと思います。
インタビューを終えて
常に回りを気遣い、寄り添ってフォローしてくれる太田さん、社会人として、母親の先輩として、インタビューをしている側の私自身が多くの学びをいただきました。
「100点を取らない」手を抜くところは抜いて、一番守らなければいけない事、子供にきちんと目を掛ける、会社にきちんと行く。
根本的なものを大事にしていれば大丈夫。という言葉が、とても胸に響きました。
いろんな苦労や変化を経てこそ、説得力のある言葉だと思います。
ずっと向き合っていくものに対してバランスを取りながら、日々の暮らしを大切にしていく。そんなヒントをもらった気がします。
素敵なインタビューをありがとうございました!
(総務部 徳永)
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