「子育て」しながら、「仕事と音楽」の両立を!宣伝部“戸口木綿子”インタビュー

about2018.06.04

宣伝部ミュージション担当“戸口木綿子”にインタビューしました。

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子育て、仕事と音楽の両立は、今の日本では特に難しい。

 「子どもを産む=音楽活動をあきらめる、あるいは縮小するという選択肢を選ぶ人も少なくないですね。」

戸口は、2013年9月に入社しミュージション事業部に配属、その後、結婚、出産を経て、今年度から宣伝部(ミュージション担当)に異動となり、子育てをしながら働いている。

世間の常識を打ち破る。

子育てをしながら仕事をする女性は多いが、加えてもう一つ「音楽」も続けていくということが普通にできる世の中ではない、と戸口は言う。

ならば、その世間の常識を打ち破るためにはどうしたらよいのだろうか。

 

「特にフリーランスの音楽家では、認可保育園に入りづらかったり…。せっかく音楽大学に入り、なんなら海外留学までして手に入れたスキル、センスを、子どもを産んだことで手放さざるを得ない状況を打破するためには、保育園問題の解消、音楽人口の増加、音楽施設の開拓・増加など、解決しなければいけない問題が世の中に山積していますね。」

音楽は、趣味というより、生きがいそのもの。

戸口は、リブランへ入社する前から、いわゆる「音楽の世界」にいた人。

音楽は、趣味というより、生きがいそのものなのだ。だから、あきらめない。

そして、同じ気持ちを持つミュージションに暮らす人々に寄り添える。

 

「リブランに入社して以来、“MUSISION”を通してできた仲間たちと一緒に、山積している一つひとつの問題に立ち向かい、子育てしながらでも、仕事をしながらでも、音楽活動は両立できること、音楽で食べていく方法を自ら体現したいと思っています。

そして“そこら中が生の音楽であふれる日本”をつくっていきたいですね。」

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集客という悩みを共有。

戸口は、ミュージションに住まわれている”音楽家”たちが抱える”集客”という悩みを解決するヒントを得るため”Gakuya塾”に3年前から参加。そこで㈱ライズサーチの内田社長と出会い※ミュージションズクラブでのコラボセミナーを開催した。

 

※ミュージションズクラブhttps://www.musision.jp/blog/entry-86378/は、ご入居者や音楽に関わる方同士がもっと交流を楽しめたら…という思いで作られたミュージション入居者を中心に活動するクラブ。  

怖いオペラ。

戸口は、コンサート集客を学ぶ”Gakuya塾”でのアイデアを実現する。 

 

“怖いオペラ”

ストーリーテラーのおはなしで、一般的なコンサートとは少し違った角度からオペラの物語を紐解いていきます。演奏曲もオペラファンが愛してやまない名曲ばかりを選曲。1日でディープなオペラの世界に浸れます。(怖いオペラ公式サイトより)

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丸囲み写真の中央が戸口木綿子。

「昨年話題になった“怖い絵展”とオペラの掛け合わせです。オペラのストーリーには嫉妬・略奪・暗殺など、怖い要素が詰まっているものが多く、そこを切り取り、ストーリーテラーの語りをメインにした新しいコンサートを企画しました。」

ご来場くださったお客様の中には。

上演当日は、約100名のお客様が来場。その中に、ミュージションの音響監修者であり、会場となったホールの音響設計を担当された永田音響設計の小野氏の姿があった。

「かなり残響のある小さいホールで、オペラのコンサートをするのは難しいと思っていたが、ピアノとのバランスも良く、ホール空間をきれいに鳴らしているという印象で、とても良かったです。」(小野氏のご感想)

 

公演のラストでは、観客全員がオペラの合唱に挑戦。目標のデシベルが出るまで歌わないと帰れないというミュージションの遮音性能を体感する愉快な企画だった。

観客は観るだけでなく参加型のイベントとしての面白さもあり「このコーナーが今回のコンサートで一番怖かった、楽しかった」というウィットに富んだご感想が楽しさを裏付けた。

夢をあきらめず 。

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左から2番目。笑顔の戸口木綿子。

「子育て」しながら、「仕事と音楽」を両立する!

“そこら中が生の音楽であふれる日本”をつくっていきたい!

 

彼女は今、それを実現出来る場所にいる。

(総務部 太田)