セブンズラグビー日本代表練習生「寺田 明日香」(リブラン総務部所属)
こんにちは、寺田明日香です。
確定申告や年度末がジワジワと迫り、また忙しい時期になって参りましたね。
私も領収書整理や書類作りに追われている今日この頃です。
さて、そんな中、今回は誰もが一度は気にする(?)、ウエイトコントロールについて書きたいと思います。宜しくお願い致します。
第7回:「ウエイトコントロール」
そもそも、どうして体重の増減が起こるのかを考えると、摂取エネルギーと消費エネルギーの関係を理解しなければなりません。
摂取エネルギー>消費エネルギーの関係になれば、もちろん体重は増えていきますし、摂取エネルギー<消費エネルギーになれば体重は減っていきます。
つまり、何をどう食べて、どう動くか・消費するかが重要になります。
私の場合、ラグビー選手になるにあたって、トレーニングをしながら大幅な体重増加をしなければならないため、必然的に摂取カロリーは多く摂らなければなりません。
かといって、一度の食事でどんぶりご飯を何杯も食べられるほど胃袋は強くないので、食事回数を増やして摂取カロリーを増やします。もちろん、3食はお腹いっぱい食べます。欠食するなど言語道断です。
また、ただ単に体重を増やせばいいというわけでもなく、「カラダの中身」が重要になります。つまり、トレーニングをしながら、かつ筋肉量を増やして体重を増やすことが必要になります。ということを踏まえて考えると、炭水化物量とたんぱく質をどの程度、どのタイミングで、どういう方法で、ということまで考えなくてはならないのです。
逆に考えると、体重を減らすためには、1回の食事量と内容を考え、消費カロリー(運動量)を増やすことで、体重は減るはずなのです。
しかし、体重を増加させるにも減少させるにも、偏った食事を摂っていると、やはり「カラダの中身」は良いものにはなりません。体重減少のためには、エネルギーを消費しやすいカラダづくり(代謝量を上げる)も重要です。
なにやら耳が痛い話になってきましたが、食べたものはそのまま自分のカラダに影響しますよ、ということなのです。
最近は、体重減少のために糖質制限をする方も多くいらっしゃると思いますが、糖質はエネルギーでもあるため、抜きすぎるとエネルギー不足で体力が落ちます。また、欠食をして減量すると、リバウンドが起こりやすくなります。
増量・減量をするときには、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考え、無理をすることなく行いたいものです。