セブンズラグビー日本代表練習生「寺田 明日香」(リブラン総務部所属)
皆さま!こんにちは。寺田明日香です。
第二回目のあすか通信は、セブンズ(7人制)ラグビーについてご紹介したいと思います!
第二回:「セブンズラグビーの紹介」
男女のセブンズラグビーは、昨年開催されたリオデジャネイロオリンピックから正式種目になった競技です。
男子のトップリーグや、2019年日本で開催されるラグビーW杯は、15人で行う15人制ラグビーなのですが、その15人制と同じサイズのフィールドを使って各チーム7人(ベンチ登録を含めると12人)で試合をします。
15×15人で戦っているのと同じフィールドで、7×7人が試合をすると、多くのスペースが生まれますよね!なので、より速いスピードやパススキル、フィジカルの強さ、高いフィットネス能力が求められるのです。
私は陸上競技からの転向者なので、スペースがあればあるほど、私のスピードが強みになります。もちろん、「スペースがない中で、スペースを作る」ことも必要不可欠なのですが…。
全員が走り続ける7分間の鬼ごっこ
さて、試合時間についてです。15人制は前後半40分で行われますが、セブンズラグビーは前後半7分です。
15人制に比べ、ずいぶん短いなぁと思いませんか?
前述したとおり、セブンズラグビーは15人制と同じ広いフィールドを7人で試合しているため、ほぼ全員がずっと走り続けています。
7分間の鬼ごっこを、途中休憩2分で2回行うイメージでしょうか。
う~ん。そう考えると、なにやら辛そうな感じがしてこないでしょうか…。
反則!
次は、反則についてです。
ラグビーって、ボールを前に投げてはいけない競技なのですよね。
なので、ボールを持っている人が仲間にパスする場合、自分よりも後ろにいる仲間にパスをしなくてはなりません。このときに、ボールを前に投げると「スローフォワード」という反則になります。また、ボールを自分よりも前に落としてしまった場合、これは「ノックオン」という反則になります。どちらも『相手ボールのスクラム』から試合が再開されます。
反則になるプレイは他にもいろいろあるのですが、一番やってはいけないのが、危険な行為(首から上へのハイタックル)や、故意にボールを叩き落とす行為などです。これをやると、「シンビン」になり、2分間の一時退場となります。
チャンスの場面にもなり、ちょっと苦しい場面にもなったりします。
約15分あまりの試合の中で、様々な展開が繰り広げられるとても面白い競技です。
是非とも、見て頂ければと思います!
復帰に向けて、着々と!
ちなみに、最近リハビリの強度があがってきました!
復帰に向けて、着々と進んでいます。
*10月28、29日に、太陽生命シリーズ第3戦が、神奈川県保土ヶ谷公園ラグビー場で行われます!是非、足を運んでいただき、女子のセブンズラグビーを体感して頂けたら嬉しいです!
あすか