うどん県で開催!第9回全国緑のカーテンフォーラムinかがわ
全国緑のカーテンフォーラムは、NPO法人緑のカーテン応援団(以下、応援団)
ホームページ http://www.midorinoka-ten.com/
Facebook https://www.facebook.com/midorinocurtain/
が日本中に緑のカーテンを広めようと全国各地の地方公共団体などへ呼びかけ、賛同を得た団体との共催により開催しています。
2008年3月、那覇から第1回目がスタート、続いて板橋、甲府、京都、浜松、三郷、福岡、流山へ、そして今回、香川県高松市で第9回目の開催となりました。
国土交通省都市局のPress Release「今からできる、誰でもできる!「緑のカーテン」で夏を乗り切ろう!!」(下記リンク)では、第5回浜松市・第6回三郷市の様子が紹介されています。
平成24年5月2日 http://www.mlit.go.jp/common/000210613.pdf
平成25年4月30日 http://www.mlit.go.jp/common/000996286.pdf
香川県とのご縁
今回香川県での開催が決まった背景には、リブラン宣伝部の三ツ口拓也が応援団の理事として、数年前より「緑のカーテン講習会の講師」や「緑のカーテンコンテストの審査員」など、緑のカーテンを広めようとする香川県の取り組みを応援してきた経緯があり、そのご縁で開催につながりました。
三ツ口は、米国での農業経験があり、植物栽培の知識もあります。「&リブラン」の店長として働く傍ら、応援団の理事としても緑のカーテンを暮らしに取り入れる「ニッポンの夏支度」を提案しています。
会場となった「かがわ国際会議場」は、正面檀上の左右の壁が自動式で解放される仕組みになっており、壁に代わって現れる大きな窓の向こうには瀬戸内海が一望できました。この素晴らしい会議場に入った瞬間、香川県担当者の方々のフォーラムにかける意気込みを感じました。
場内は、満席に
今回のテーマは「地域に広げる緑のカーテン」。うどん県副知事、女優木内晶子さんの開会宣言で幕を開け、ゲスト生島ヒロシさんの「カラダと地球の健康塾」と題した特別講演がありました。
何度聞いてもジーンとくる菊本るり子さんのお話
続いて、小学校音楽教諭の菊本るり子さん(板橋区立高島第五小学校、応援団会員)の基調講演「緑のカーテンから広がる心豊かな暮らし」が始まると場内はその素晴らしい内容に釘付けとなりました。 緑のカーテンから得られるたくさんの恵み、魅力と涼しさの理由、緑のカーテンとともに成長していく子どもたちの姿から見る教育的な価値、また、青々と葉の茂る緑のカーテン作りのための土作りやネットの張り方、植物の選び方など、心弾む楽しいお話でした。
「この講演は何度聞いても涙が出る」と応援団のメンバーは口をそろえて言います。講演の最後に流れる菊本さんが作詞作曲された楽曲「MIDORI~つながる輪~」を聞くと、いつも私も涙が溢れます。
いよいよ、みっくん登場!
続いて、シンポジウム。パネリストには、香川県出身でうどん県副知事としても活躍中の“女優木内晶子さん”、直島にて緑のカーテンで地域と観光客を結ぶ場づくりに取り組む“島小屋さん”、駅で緑のカーテンに挑戦している“ことでんさん”、生徒会で緑のカーテンに取り組む“県立多度津高校生徒会の学生さん”を迎え、三ツ口理事がコーディネータ役として登壇。近未来へとつながる楽しみな提言を引き出し、大役を見事に果たしました。
鈴木理事長のごあいさつで閉幕
最後に、応援団理事長(リブラン代表取締役鈴木雄二)のごあいさつで、第9回全国緑のカーテンフォーラムは閉幕しました。
最初は板橋区の小学校から始まった緑のカーテン応援団の小さな活動が全国へと拡がり、環境白書や教科書、国語辞典にも「緑のカーテン」が掲載されるようになりました。そして東日本大震災で設置された仮設住宅への支援活動にも繋がりました。
https://www.facebook.com/midorinocurtain.kasetsu30000project/
来年は、第10回記念大会に
来年、記念すべき第10回目の節目を迎える全国緑のカーテンフォーラム。開催地はどこにしようかと、応援団はさっそく検討し始めています。(総務部太田)