「緑のカーテンシードバンク」を活用しよう!

about2015.02.03

夏に涼しさを生みだす植物のスダレ、緑のカーテン

バルコニーを彩る緑のカーテン
バルコニーを彩る緑のカーテン

こんにちは!宣伝部&エコミックスクラブ事務局の三ツ口(みつぐち)です。

皆さんは「緑のカーテン」という言葉を、聞いたことはありますか?ゴーヤーやヘチマ、朝顔などのツル性植物を育てて、その茂った葉で夏の陽射しをさえぎることで、窓からの熱の侵入を防いで、涼しく過ごす工夫です。

リブランは、2001年に初めて住宅に「緑のカーテン」をとり入れる提案をしました。それは、バルコニーの天井に緑のカーテンを固定するためのフックを備え、ネットなどを設えたものでした。当時は、緑のカーテンとインターネットで検索しても「緑色のカーテン」を販売する家具屋さんのサイトが検索されるような時でした。

それから10年以上、環境共生型の住まい「エコヴィレッジ」は進化を続けました。バルコニーに水栓(スロップシンク)を設け、プランターを置く「花台」をつくり、ネットを標準装備し、ご入居されて初めての夏を迎える前に、「緑のカーテン講習会」を開催。さらに、継続的に緑のカーテンの栽培相談窓口を開設し、いつでもサポートする体制を整えています。また、毎年「緑のカーテンカレンダー」をリブランのマンション約7000世帯にお届けして、その栽培方法、楽しみ方などをご案内しています。

緑のカーテンのタネをシェアする、「緑のカーテンシードバンク」

管理人さんの協力のもと、エントランスにてタネを配っています
管理人さんの協力のもと、各エコヴィレッジのエントランスにてタネを配っています

 「リブラン緑のカーテンシードバンク」は、ひと夏緑のカーテンを育て、その役目を終える秋にタネを採って集め(エコヴィレッジの場合には管理人さんへ渡し、それ以外の方は私たちにタネを届けて頂いています)、毎年4月になると、各エコヴィレッジのエントランスではタネが配られます。これまで育てたことが無いようなレアなタネも、時々登場するんですよ!エコミックスクラブ会員の方は、メールや電話などで欲しいタネをオーダーして頂けます。

大切に育てた緑のカーテンの次の世代が、別の誰かのもとで、新たな命を謳歌する

たくさん集まってくる、緑のカーテンのタネ
たくさん集まってくる、緑のカーテンのタネ

タネの収穫は9月以降、年末にはたくさんのタネが集まります。それを種類ごとに仕分けして、ポチ袋に小分けしてお配りします。

こうして、大切に育てた緑のカーテンの次の世代が、別の誰かのもとで、また大きく茂り、新たな命を謳歌する。そんな命のリレーが、「緑のカーテンシードバンク」でみんなが繋がれば実現するのです!

タネ袋作りは、住まい手さんたちのボランティアで

タネ袋作りのボランティア
タネ袋作りのボランティア

 

 実は、たくさん集まった種を小分けして、ポチ袋に入れてくださるのは、ご入居者様やエコミックスクラブ会員の方々なのです!毎年、有志でタネ袋を作るメンバーを募り、大切にタネ袋をお作りしています。

緑のカーテンシードバンクで、「夏支度」を始めよう! 

 

シードバンクでお配りするゴーヤーのタネ
シードバンクでお配りするゴーヤーのタネ

夏の涼しさを届けてくれる、緑のカーテン。その魅力は、涼しさだけでなく、育てる楽しさ、収穫の喜び、健康的で経済的なこと。夏の訪れを前に、今年は緑のカーテンシードバンクを活用して、夏支度をしてみましょう!

エコヴィレッジご入居者でなくとも、エコミックスクラブにご入会頂ければ、シードバンクを利用できます。ご入会はコチラから!