屋上緑化を知ってますか?
屋上緑化の効果
屋上緑化には、ヒートアイランドの緩和、省エネルギー、建築物の保護、雨水流出の緩和、癒し、環境教育、空気の浄化、防火防熱、二酸化炭素削減等の効果が有ります。エコヴィレッジシリーズでは真夏でもエアコンに頼らず快適に過ごせる緑のカーテンや涼風をつくりだす植樹の工夫と自然素材により室内環境を整える事でその効果をさらに引き上げています。
写真は、エコヴィレッジ朝霞中央公園の屋上緑化(夏~秋のTM9)。平成26年9月撮影
屋上緑化に使われる植物
植物の種類や大きさにより重量が異なります。重量の大きい植物を支える為には、建物の構造をより丈夫なものとする必要が有るのです。軽量土壌でも生育可能な植物は芝生系、セダム系、コケ類と色々有りますが、エコヴィレッジでは芝生系の中でも、軽量土壌で良く育ち、寒さにも強く、雑草が生え難いため管理がし易いという利点が有るTM9を採用しています。写真は、蓮根みなみ公園の屋上緑化(冬のTM9、元気に育ってます)です。平成27年1月撮影
屋上緑化の管理
分譲マンションの屋上へは管理員等の関係者しか出入りが出来ません。安全対策面の予算捻出や管理方法が難しくなるので、解放しないのが一般的です。エコヴィレッジでは、企画の段階で安全を考慮して解放できる範囲を決めています。芝生には水を欠かせない為、タイマー付きの潅水装置を設置しています。
また、芝刈りも重要な作業なので管理会社が定期的に行っています。
写真は、リブラン本社ビルのつくばグリーン(手前)とTM9(奥)です。平成26年6月撮影。
屋上緑化に最適な植物を求めて実験中!
弊社リブランの本社ビル屋上には、つくばグリーン(芝生系で日照不足に強い特徴がある)・TM9・常緑キリンソウ・スナゴケを設置して経過観察を行っています。芝生系はタイマー式潅水設備を設置していますが、常緑キリンソウとスナゴケは保水能力が優れている為に散水設備は不要です。この実験では屋上での温度差等を調査し、植物の耐久性、メンテナンス性、経済性等を比較検証を行い屋上緑化の可能性を探る為の実験をしています。
写真は、奥から常緑キリンソウ、スナゴケ、つくばグリーン、TM9。平成26年11月撮影。
快適に過ごせる環境が一番です!
リブランでは、住まいの環境を整える事が一番と考えています。自然素材の室内環境と屋外環境、そして人と人の繋がりを育むコミュニケーションを大切にしています。写真は、広い芝生を解放した洗足池エコヴィレッジです。
芝の薫りが体と心を癒してくれます。気分爽快!
平成26年12月撮影。