マンションの定期点検に行って来ました!
専有部分と共用部分について
マンションは一つの敷地の中に、たくさんの所有権が存在しています。ご入居者様の住戸を専有部分と言い、専有部分以外の敷地、建物、設備、付属施設等の全てを共用部分と言います。今回ご紹介するのは、共用部分の定期点検についてです。
先日、エコヴィレッジ朝霞中央公園の2年点検工事を行いましたので、その様子をお届けします。伺ったのは、ちょうど、ご入居者様が幼稚園の送迎バスを待っている早朝です!
施工会社と共に実施する定期点検
リブランは6ヶ月、1年、2年点検を義務付けています。今回は、2年目の定期点検で伺いました。手直し工事の職人さんと建設会社の所長さん、そしてリブランの担当者が集まり、まずは朝礼からスタート。
ご入居者様や管理組合からの指摘事項を記入した点検シートを配布し、注意事項を伝え、ご入居者様に迷惑を掛けない様に進めます。
共用部定期点検指摘事項報告書に基づいて補修を完了
共用部分の指摘事項で多いのは、コンクリートのひび割れです。新築後、コンクリートは年月をかけて乾燥収縮を起こします。その際に小さなヘアクラックと呼ばれるひび割れが発生します。写真は、0.3㎜未満のひび割れから雨水が滲みこみコンクリートのアルカリ成分が表に出てきた白華現象の処理をしている所です。こうして、共用部定期点検指摘事項報告書に基づいて適切に補修を完了します。
日常の何気ない点検と定期点検が重要です
管理会社と管理組合が予め点検を行い写真と共にまとめた「共用部定期点検指摘事項報告書」をリブラン担当者が受取り、建設会社の所長さんと再点検を行います(写真)。この時に、技術的な検知から考察を行い補修方法を考えます。定期的に行う点検も大事ですが、管理会社から派遣された管理人さんの日常の掃除中やご入居者様の何気なく見つけた不具合を管理会社へ報告していただく事も重要です。
安心と信頼を育む定期点検
良いマンションはしっかりとした定期点検によって守られています。
どうぞマンションギャラリーで、ご確認ください。
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