竣工後11年の「欅(ケヤキ)ハウス」を見学
エコミックスデザインの原点
はじめまして!総務部の石澤です。9月4日「欅(ケヤキ)ハウス」の見学会を行いました。この欅(ケヤキ)ハウス、実は、リブランの環境共生住宅を象徴する物件なんです。
「欅(ケヤキ)ハウス」は、リブランがコーディネーターとして参画し、2003年に竣工したコーポラティブ住宅です。敷地内にあった樹齢250年の大ケヤキをはじめとする既存樹木を建物の北側に保存・移植し中庭として配置して冷熱源を確保、屋上緑化や壁面緑化を取り入れて自然の心地よさを室内まで取り込み暮らしを快適にする工夫がなされた住宅です。この物件で取り組んだ暮らし方が今のエコミックスデザインの考えに活かされています。
エコミックスデザイン:https://www.livlan.com/ecovillage/ecomix/
森をまとうマンション!?
竣工後11年経った欅(ケヤキ)ハウスは森にくるまれているという表現がぴったりなほど、緑にあふれていました。壁面の緑化は目を見張るほど。見学した社員もどうなっているの?と柵から身を乗り出して見入ってしまいました。
屋上も緑があふれもじゃもじゃ(笑)。もちろん虫も多いです。管理組合の方針で植栽の剪定はするが虫駆除のための消毒はしないというとのことでした。自然環境を活かして暮らしを充実させるという住民の皆さんの意識の高さが表れていると感じました。
とても貴重なお話の機会
また当日は土地を所有されていた地主さんにお話を伺うことが出来ました。相続の話から土地を手放す決断に至るまでの気持ち。当時マスコミ取材を受けた時の今だから話せる話や、そして欅(ケヤキ)ハウス完成から10年たった現在の思い等。
デベロッパーの仕事をしていながらも私を含め多くの社員は、土地を所有されていらっしゃった地主さんから直接お話をお聞きできることはほとんどありません。思いが詰まった土地を単にマンションを建てておしまいではなく、時を経ても心地よく継続する暮らしとコミュニティを形成していく暮らしの提案が必要だと再認識させられる、刺激と学びの多いお話でした。
日々学びを忘れずに…
私たちリブランでは、このような過去物件や参考になる建物の見学会、暮らしや生活に関する勉強会をちょこちょこ実施しています。通常業務の中だけでは得られない知識や新しい価値観との出会いや感動の機会を持ちながら、そこでの発見をお客様に届ける暮らしに活かしていきたいと思っています。
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