多賀城市でのピアノ贈呈式・記念コンサートのご報告【楽器でつなぐプロジェクト】
楽器でつなぐ
リブランが展開する防音賃貸マンションのミュージションでは、音楽家支援プロジェクト「もっと世界に音楽を」の第二弾として、「楽器でつなぐ」プロジェクトをスタートさせました。
https://www.musision.jp/moremusic/tsunagu
これは、東日本大震災から10年が経つ今、音楽での被災地支援ができないものかとの考えから生まれたものです。
音楽家の方を中心に、何かしらの理由で不要になった楽器を、必要とされている方に繋いでいく…それが「楽器でつなぐ」プロジェクトです。
被災地の自治体・学校・文化施設へ楽器をお譲りすることで、被災地での音楽活動支援の一助になればと考えております。
多賀城市へのグランドピアノの寄贈
「楽器をつなぐ」プロジェクトの第一弾として、リブランより多賀城市にグランドピアノを寄贈させていただきました。
それを記念し、11月13日(土)、宮城県・多賀城市文化センターで「グランドピアノ贈呈式」及び「記念コンサート」が開催されました。
本件の企画者・宣伝部の戸口は、リブランの社員としての一面だけではなく、宮城県出身の声楽家としても活動しております。
戸口は、恩師の松尾英章さんが実行委員長を務め、毎年多賀城市で開催されている「復興の詩 独唱コンテスト」の前身、「大震災復興支援チャリティーコンサート」へ出演した経験もあります。
また現在は、同コンサートでソリストを務めたバリトン歌手の高橋正典さんを指導者に迎えて結成された「みんなの合唱団」の代表としても活動し、音楽を通して宮城県や多賀城市との様々なご縁を育んでおります。
多賀城市とは、株式会社リブラン代表の鈴木が理事長を務めるNPO法人「緑のカーテン応援団」が、「仮設住宅×緑のカーテン」プロジェクト(被災地仮設住宅への緑のカーテンの設置)で一番最初に訪れたことでもご縁をいただいております。
たくさんのご縁から、今回、多賀城市へピアノを贈呈させていただく運びとなりました。
記念コンサート
今回の記念コンサートには、多賀城市にゆかりのあるバリトン歌手・高橋正典さん、ソプラノ歌手・早坂知子さん、ピアニスト・渡辺真理さん、常盤木高校 大宮みゆらさん、宮城第一高校 長嶋穂乃香さんにご出演いただきました。
震災からの復興という意味合いもさることながら、コロナ禍でしばらくできていなかった「生の音」に触れられるイベントが開催できたことを、心から嬉しく思っております。
贈呈されたピアノが、たくさんの方に愛されることを願っております。
これから
震災から10年、東北以外の日本各地で自然災害が発生しております。
改めまして、各地での自然災害において被災されたすべての皆様とご家族・関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
インフラの整備といったハード面は少しずつ復興が進んでおりますが、ソフト面である心のケアがより大切になってくるタイミングです。
この「楽器でつなぐ」プロジェクトで、引き続き音楽を通した支援を行なってまいります。
余談ですが…
今回のプロジェクト、きっかけとなったのは戸口のFacebookでの個人投稿へ代表の鈴木がコメントをしたことがきっかけでした。
リブランでは全社員がFacebookに登録しており、日常の様子や思ったこと・感じたことを投稿してコミュニケーションをとっています。
このようなふとした投稿に目を通し、応援してくれる文化がリブランにはあります。
ホームページのトップには「リブランは応援します」というフレーズを載せています。
住まいを通して暮らしを応援したいという気持ちはそのままに、「楽器でつなぐ」プロジェクトのような音楽を通しての応援など、より多様にたくさんの方を応援していく企業でありたいと願い、これからも努力を続けてまいります。
(総務部・黒崎)