夏にエアコンなしで暮らしているわが家は、ただのがまん強い夫婦なのか⁉(その②)
みなさま、こんにちは!
わが家のゴーヤーたち。見てください。すくすく、元気です。
このところ続いていた強い南風にも耐え、こんなに大きくなりました。
かわいい黄色い花も咲いています。うん、めんこい、めんこい。
ゴーヤーの摘芯
摘芯(てきしん)のタイミングは、親づるが1m位伸びたら。
「本葉が5~6枚になった時に摘芯して、子づるを3~4本伸ばす」と書いている本もありますが、わが家は背丈が1mくらいになったら…と決めています。そう、そんなに神経質にならなくてもいいと思っています。
思い切って、つるの先端を切ってしまいます。
「そんなことかわいそうで、できない~。」という声をよくお聞きしますが、迷わずやっちゃってください!
実をたくさん実らすためにも摘芯がとっても大切です。摘芯をして、子づるを伸ばし、さらに子づるも摘芯して、孫づるを伸ばします。
わが家は、今ちょうど、孫づるが伸び始めたところです。
ネット一杯に葉っぱが茂るように、伸びたつるを誘引して整えていきます。
ゴーヤーの効能は?
わが家はゴーヤーを食べるのも大好き。
ゴーヤーに含まれるリノレン酸という成分は、脂肪燃焼効果が、ビタミンCもキャベツの約3倍含まれていて、免疫力を高めるとも言われています。
また、あの苦味成分である「チャランチン」や「モモルデシン」は、血糖値を下げる効果があるとも言われています。自然の健康食品なんですね。
花が咲いてから受粉できれば結実して、30日後くらいには食することができますよ。
「うちは雄花ばっかりなの~」という方も、夏至を過ぎたころから雌花が増えてきているのではないでしょうか。
大きなゴーヤーができるといいなぁ。待ち遠しいですね~。
夜間換気
さて、梅雨入り宣言の後、晴天の続いた関東地方。みなさまのお宅はエアコンを使い始めましたか。それとも何かなるべく使わない工夫をしていますか。
わが家は夜間換気を始めています。暑い日中は窓を閉めカーテンで日光を遮り、部屋の温度を上昇させない工夫です。
わが家も朝仕事に出かける時は、カーテンを閉めています。
夜間は窓を全開にして温度が下がった空気を部屋の中に取り込みます。
夜間から早朝にかけての2時から6時ころの外気温は、室内温度と比較して低温であることが多いですね。肌寒さを感じるほどです。
こちらのグラフを見てください。梅雨入り前から測定を始めたわが家の温度。
6月のある日、暑かった日と、肌寒かった日のデータです。
わが家のあるT市の平均温度とも比べてみましたが、グラフの形は驚くほど似ていました。
南側のベランダで計った温度は、T市内の平均より高く、北側のベランダは低くなっています。
中でも私が目を引いたのは、室内の温度でした。
緑のカーテンはまだ未成熟ですから、暑い日のベランダの温度上昇を抑えることはできていませんが、室内温度は暑い日も寒い日も、25℃あたりをキープしています。
わが家の周りをイラストにしてみました。
建物の北側は法面で全体に植栽があり、自然の樹木も残されていて、緑が濃くなるこの時期は、森の中にいるような気分になります。
わが家で取り組んだことは、緑のカーテンを栽培して成熟を待つことと、夜間換気くらい。
エアコンは使わず、外気温に関係なく室内温度がほぼ一定温度に保たれていたのは、わが屋周辺の環境、とりわけ緑が多いことも影響があるのかしら…。
さて、次回のがまん強い夫婦なのか!? は…
梅雨が明けて夏本番。緑のカーテンもどんどん茂ってきます。わが家の温度のグラフは、どのように変化していくのでしょう。
室内は暑くなるのでしょうか。その熱源はどこなのでしょう。
温度の測定は引き続き行っていきます。そして、放射温度計も使って、南側バルコニーで、緑のカーテンがあるところとないところの表面温度なども計ってみたいと思います。
暑い日が続くことが予想されますので、皆さまくれぐれも無理はなさらず、エアコンや扇風機を上手に使って、熱中症対策してくださいね。
では、また次回お会いしましょう。
建築事業部 太田久美子