時を刻む家

about2015.09.08

時を刻む家1

EV志木_ドア横01ol_150824

休日に寝室の壁一面を夫に塗ってもらった。

これまでとは違った落ち着いた空間となり、ここで読書する時間が好きになった。

はじめは迷惑がっていた夫も、今では私よりこの部屋でたくさんの本を読んでいる。

かなり気に入ったようだ。

昼間は、子どもたちも、この部屋で遊ぶようになった。

夕食前のひととき、ベッドに座りおしゃべりするのが好きで、次は子ども部屋を何色にしようか、一緒に悩むのが楽しい。

さて、夕飯の支度をしよう。

 

時を刻む家2

EV志木_ドア横02ol_150824 キッチンで夕食の準備。

ダイニングでは宿題をしていた子どもたちが、いつものケンカを始めた。

テーブルが動き、椅子が倒れ、小さな傷がつくが、もう気にならなくなった。

ヒノキの床は、肌ざわりがよく、子どもたちが思いっきり寝そべってもいい自然素材のワックスを使っているので安心。

よくあるワックスより塗りにくいけど、最近は、お兄ちゃんがお父さんを手伝って一緒に塗ってくれるようになったのが、とてもうれしい。

 

時を刻む家3

EV志木_ドア横03ol_150824夕方、お気に入りのソファーでビールを飲む。

床の大きな傷は、昨年息子が椅子ごとひっくり返った時のもの。大泣きしていたっけ。

淡いブルーの壁は、先週家族で塗り替えた。

杉の床に合う色を、約1ヶ月の家族会議を経て選んだが、やはりカミさんの意見は強い…。

そして、なかなかセンスがいい。

DIYならではの色ムラは、これまたなんとも味がある。

だんだん息子の方がうまくなっていくのも、悔しいような、嬉しいような…。